若山象風先生

公私ともどもお世話になっている若山象風先生が
9月20日永眠されました
急性心筋梗塞ということで、何の前触れもなく突然の他界
ショック過ぎて訃報を聞いた時は言葉が出ませんでした
先生とは書道用品店文修堂を通して1990年から仕事をさせていただき、1997年に札幌にミヤビ工芸を開業してからは、より親密に関係を築いていただき、今まで見たこともない感じたこともない不思議な書を、自由に思うままに表装させてくれたのは後にも先にも若山象風先生だけです
以来30年以上、仕事以外にもプライベートな時にもお付き合いしていただきました
いろんなことを思い出して、感謝してもしきれません
ありがとうございましたという言葉では片付けられないぐらい、本当にミヤビ工芸の歴史の中で重い存在の人でした
まだ全然気持ちの整理はついていませんが、若山先生の口癖でもあった
「大丈夫、なるようになるさ」
この言葉を心に秘め上を向いて歩いていきたいと思います
11月に予定していた個展は、遺作展として開催する予定ですので、その準備に向けて頑張っていきたいと思います