四日市バンコミュージアム

三重県四日市市のバンコミュージアムで開催されている「琺瑯のいろ・かたち -COLOR+FORM of ENAMEL-」展
日本のみならず、世界各地で作られたシンプルな琺瑯製品を集め、展示しています。
バンコミュージアム所蔵の琺瑯製品約200点のほか、各分野で活躍している55名の方々の協力のもと「わたしのほうろう」というテーマにお気に入りの琺瑯1点を展示・図録掲載しています。
金属製品でありながら、工芸・金工というカテゴリーに属することがなく、どちらかというと工業製品として捉えられていることが多い琺瑯製品。
しかし、その工業製品として生まれた琺瑯であるからこそ、無駄を省いた簡素な形や、色(釉薬)の選択などは、実用性だけでなくデザイン性をも兼ね備えています。
この琺瑯の在り方はものづくりに携わる人たちにとってひとつの指針となるのではないでしょうか。
